【初心者必見】エックスサーバーでできることは?できないことも解説
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べるどら
レンタルサーバー解説サイト「レンサバ大百科」管理者。

職業:某私立大学 情報学部3年生 兼 合同会社Now Topic 代表社員。
資格:IT系国家資格 ITパスポート・情報セキュリティマネジメント・基本情報技術者試験 / 日商簿記 3級 / 英検 3級 保有

サイト運営自体は2020年3月から、レンサバ大百科は同年10月から4年以上運営。
2024年1月4日に合同会社Now Topicを設立し、代表社員として会社の経営や業務を行う。
最近ではメディアの運営だけでなく、スマホアプリ・Webアプリの開発や動画制作などを行っています。
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これからエックスサーバーを利用しようと考えている人の中には「エックスサーバーって何ができるの?」という方も多いでしょう。

エックスサーバーを使えば実はかなり多くのことができるんです。

この記事ではあまり知られていないエックスサーバーの使い方まで詳しく解説していきます。

 

エックスサーバーについてはこちらの記事で解説しています。

参考【2023年版】エックスサーバーの特徴やおすすめプラン、評判を解説!

2023年に独自調査したエックスサーバーの評判についてはこちらにまとめています。

参考【2023独自調査】エックスサーバーの口コミ・評判を調査!利用者の実際の声は?

エックスサーバーでできる5つのこと

エックスサーバーのトップページ画像
(出典:エックスサーバー)

早速エックスサーバーでできることについて見ていきましょう。

 

エックスサーバーでは様々なことができますが、この記事では5つに絞って解説していきます。

エックスサーバーでは以下のようなことができます。

エックスサーバーでできる5つのこと
  1. Webサイトの運営(WordPressなど)
  2. Webアプリの運営
  3. ネットショップの運営
  4. 自分専用のメールアドレス
  5. ファイルサーバー(≒クラウドストレージ)

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1. Webサイトの運営(WordPressなど)

1つ目は「Webサイトの運営」です。

恐らくエックスサーバーで一番多く使われているのが「Webサイトの運営目的」だと思います。

 

エックスサーバーは公式サイトにも記載があるように、250万以上のサイトが運用されています。

このことからWebサイトの運営に非常に向いていることがわかります。

 

また、エックスサーバーは全プランでWordPressを使うことができます。

 WordPressはブログやサイトをかんたんに作れるツールです。

エックスサーバーにはWordPressをかんたんにインストールできる「WordPress簡単インストール」機能があるため、初心者でもほぼ知識なしにWordPressを始めることができます。

 

さらにWordPressに関しては「KUSANAGI」と呼ばれる世界最速級のWordPress関連技術が導入されています。

 他社のレンタルサーバーではほとんど導入されていない技術です。

WordPressサイトを運営する目的であればエックスサーバーが最適と言っても過言ではないでしょう。

 

以上に加えてエックスサーバーが独自開発した高速化技術も多数搭載されています。

このような点からエックスサーバーはWebサイト用途に非常にピッタリなレンタルサーバーです。

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2. Webアプリの運営

2つ目は「Webアプリの運営」です。

 

エックスサーバーではPHPなどのプログラミング用語を使うことができます。

このようなプログラミング用語でプログラムを作り、エックスサーバーにデプロイ(プログラムを設置)することでWebアプリを稼働させることができます。

 

一方でroot権限と呼ばれる特殊な権限が必要なプログラムはエックスサーバーでは稼働させられません。

この点は次の「エックスサーバーでできないこと」で解説します。

3. ネットショップの運営

3つ目は「ネットショップの運営」です。

 

エックスサーバーでは「EC-CUBE」などのツールを使用できます。

このようなツールを使うことで自分専用のネットショッピングサイトを作ることができます。


また、エックスサーバーには「EC-CUBE」をかんたんにインストールできる「簡単インストール機能」があります。

これを使えば誰でもEC-CUBEを使って自分専用の通販サイトを構築可能です。

 

特にエックスサーバーは非常に強力な仕様のサーバーなので大量のアクセスでも落ちにくいです。

サーバー自体の安定性も抜群です。

事実、エックスサーバーは創業以来、99.99%以上の稼働率を維持し続けているほどです。

 

通販サイトの場合、セールなどを行うとアクセスが集中しサーバーダウンしてしまうこともありますが、エックスサーバーなら比較的安心だと言えます。

4. 自分専用のメールアドレス

4つ目は「自分専用のメールアドレス」を持てるという点です。

 

エックスサーバーにはメールサーバー機能もあります。

そのため独自ドメインを取得してエックスサーバーに紐づければエックスサーバーを自分専用のメールサーバーとして使えます。

独自ドメインとは

独自ドメインとは、メールに限って言えば自分の好きな名前でメールアドレスを取得できるようなサービスです。
独自ドメインを使うと、メールの送受信がより便利になります。
独自ドメインはサイトにも使うことができ、自分専用のサイトを作るときにもよく使われます。

 

自分専用のメールアドレスを持つメリットは多くありますが、一番は信頼性が上がるという点です。

メールアドレスの多くは「Gmail」のような無料のメールアドレスを使うことが多いです。

しかしGmailは誰でも取得できることから信頼性が高いとは言えません。

 

一方で独自ドメインを取得してエックスサーバーのようなレンタルサーバーを使ってメールを運用すれば自分専用のメールアドレスを作ることができます。

例えばこのサイトの問い合わせ先は「info@beginnerblog.net」なのですが、このような自分専用のメールアドレスを作ることで信頼性が上がります。

特に会社の場合は必須と言えるでしょう。

 

エックスサーバーではメールサーバー機能があるため、以上のように自分専用のメールアドレスを作成・運用することができます。

5. ファイルサーバー(≒クラウドストレージ)

5つ目は「ファイルサーバー」として使えるという点です。

 ファイルサーバーはクラウドストレージのようなイメージで考えればOKです


エックスサーバーは「FTP」機能というのがあり、これを使うことでファイルサーバーとして使うことができます。

通常はGoogle Driveなどの一般的なクラウドストレージを使うことが多いですが、様々な問題から抵抗があるかもしれません。

しかしエックスサーバーをファイルサーバー化すれば自分専用のストレージとして使えるため、安心感があると言えます。

 

一方でセキュリティ対策をしないと情報漏洩などにつながる場合があります。

このような心配がある場合は「Xserver ドライブ」がオススメです。

 

エックスサーバーでは法人向けのクラウドストレージとしてXserver Driveというサービスを提供しています。

こちらはストレージ専用のサービスなのでより厳格なセキュリティが導入されています。

 

簡易的なファイルサーバーとして使う場合はエックスサーバーでも問題ないと思いますが、重要なファイルを管理する場合は専用の「Xserver ドライブ」のようなサービスがオススメです。

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エックスサーバーでできないこと

続いてエックスサーバーでできないことについて解説していきます。

 

エックスサーバーでは以下のようなことはできません。

エックスサーバーでできないこと
  1. root権限が必要な操作
  2. 細かいカスタマイズ

1. root権限が必要な操作

1つ目は「root権限が必要な操作」です。

 

root権限とはサーバーの管理者の権限なのですが、root権限はエックスサーバーでは使えません。

root権限が必要な場合はVPSなどのサービスで使うことができます。(後ほど解説します)


root権限が必要な操作には具体的には以下のようなものがあります。

root権限が必要な操作の例
  • 高度なアプリ開発
  • Ubuntuなどのサーバー
  • ゲームサーバーの構築

PHPを使ったWebアプリであればエックスサーバーでも運営できますが、別のプログラミング用語を使用した大規模なアプリは運営できません。

また、UbuntuなどのLinux系OSを自分でインストールして稼働させたい場合にもエックスサーバーは使えません。

マイクラなどのゲームサーバーについても仕様上、エックスサーバーでは稼働させられません。

 

ちなみにこのような用途には「Xserver VPS」が使えます。

Xserver VPSはroot権限があるため、ゲームサーバーや高度なアプリ開発などに使えます。

詳細については以下のページで解説しています。

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2. 細かいカスタマイズ

2つ目は「細かいカスタマイズ」です。

 

例えば「CPUやメモリなどのコア数を微妙に増やしたい」、「ディスク容量を細かく調整したい」などです。

エックスサーバーではプランをアップグレードさせることでvCPUやメモリ、ディスク容量を増やすことはできます。

一方で「vCPUやメモリだけを増やしてディスク容量はそのまま」のように細かいカスタマイズはできません。

 

このような使い方をしたい場合は他社にはなりますが「さくらのクラウド」がオススメです。

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複数の用途を1つのサーバーで併用できる?

エックスサーバーでは複数の用途に使うことができますが、1契約で併用できるのでしょうか。

 

結論から言えば可能です。

例えば1つのサーバーで独自ドメインを使ってWebサイトを運営しつつ、同じドメインを使ってメールアドレスを作成するようなことができます。

他の用途も組み合わせることができるので、ディスク容量を有効活用することができます。

 

一方で注意点もあります。

それはサーバーダウンすればすべての機能が使えなくなるという点です。

 

1つのサーバーに多くの機能を集約すれば万が一サーバーダウンした場合にすべての機能が使えなくなります。

特にメールサーバーに関してはサーバーダウン中はメールを受けられなくなるため大きな損失につながることもあります。


ただしあくまで「万が一」の話であり、環境や状況にもよりますが現実的に起こる可能性は低いです。

先ほども解説したようにエックスサーバーは他社と比べても高スペックであることから一般的な用途であればそこまで気にする必要はないでしょう。

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まとめ

この記事ではエックスサーバーでできること、できないことについて解説してきました。

 

エックスサーバーでは以下のようなことができます。

エックスサーバーでできる5つのこと
  1. Webサイトの運営(WordPressなど)
  2. Webアプリの運営
  3. ネットショップの運営
  4. 自分専用のメールアドレス
  5. ファイルサーバー(≒クラウドストレージ)

一方で以下のようなことはできません。

エックスサーバーでできないこと
  1. root権限が必要な操作
  2. 細かいカスタマイズ

また、複数の機能を併用して使うこともできますが、サーバーダウンした場合はすべての機能が使えなくなることに注意が必要です。

ぜひあなたもエックスサーバーを使ってたくさんの機能を使ってみてください!

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