WordPressに必要なデータベースの個数は?無制限ならサイトをいくつでも作れるの?
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べるどら
レンタルサーバー解説サイト「レンサバ大百科」管理者。

職業:某私立大学 情報学部3年生 兼 合同会社Now Topic 代表社員。
資格:IT系国家資格 ITパスポート・情報セキュリティマネジメント・基本情報技術者試験 / 日商簿記 3級 / 英検 3級 保有

サイト運営自体は2020年3月から、レンサバ大百科は同年10月から4年以上運営。
2024年1月4日に合同会社Now Topicを設立し、代表社員として会社の経営や業務を行う。
最近ではメディアの運営だけでなく、スマホアプリ・Webアプリの開発や動画制作などを行っています。
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WordPressブログを始めるときに必要なレンタルサーバー。

そんなレンタルサーバーの項目の一つに「データベース」というのがあります。

 

このデータベースはWordPressを使うのに必須なのですが、いくつあればいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回はWordPress目的でサーバーを契約する際にいくつのデータベースが必要なのか、また、足りないとどうなるのかについて解説していきます!

 

このページではこんなことがわかります。

  • サイトを無制限に作る方法
  • WordPressに必要なデータベースの数
  • データベースが足りないとどうなるのか

ぜひ最後までご覧ください!

 

結論:サイト数=データベース数

では、早速ですが、WordPress目的でサーバーを契約する際に、いくつのデータベースが必要なのかについて解説していきます。

 

結論としては、

作りたいサイト数=必要なデータベース数

になります。

 

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そもそもデータベースとは

3D Animation Production CompanyによるPixabayからの画像

まず、そもそもデータベースとは何なのでしょうか

 

データベースとは様々なデータが入った本棚のようなものになります。

 

データベースの中にはサイトの情報がたくさん詰まっています。

データベースの役割的には、サイトにアクセスされたときにPHPというプログラムがデータベースから様々な情報を収集し、その情報をもとにサイトが表示されるという感じになっています。

 

ここに関しては少し難しくなってしまいますので、特に気にしなくても大丈夫です。

 

ちなみにWordPressでは、主に「MySQL」というデータベースが使われています。

そのため、サーバーを契約するときにはMySQLデータベースがいくつ使えるのかが大事になります。

データベースには他にも「SQLite」や「PostgreSQL」などがあります。

 

  • データベースには様々な情報が入っている
  • WordPressの場合、「MySQL」データベースが必要

 

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WordPressサイトには1サイトあたり1データベースが基本

次に1つのWordPressサイトにいくつのデータベースが必要なのかについて解説していきます。

 

こちらも結論から話しますと、

1サイト=1データベース

となります。

 

WordPressサイトは1つのサイトを動かすのに原則1つのデータベースが必要になります。

そのため、1サイト=1データベースとなるのです。

 

ちなみに1つのデータベースに複数のサイトを入れるということもできなくはないです。

しかし、トラブルが発生したり、サポートの対象外となることがあります

 

また、契約する予定のレンタルサーバーにWordPressをかんたんにインストールできる機能があったとしても使えません。

そのため、1サイトあたり1つのデータベースがおすすめです。

 

  • WordPressサイトは1サイトあたり1つデータベースが必要
  • 1つのデータベースで複数のサイトを動かすこともできなくはない
    →トラブルが発生したり、サポートの対象外となることなどがある

 

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結局いくつ必要なのか

Image by Gerd Altmann from Pixabay

ここまではデータベースの役割や、1サイトあたり1つのデータベースが必要という感じで解説してきました。

では、結局いくつのデータベースが必要なのでしょうか

 

結論としては冒頭でも書いたように

作りたいサイト数=必要なデータベース数

になります。

 

先ほども解説しましたが、WordPressサイトには1サイトあたり1データベースが必要です。

ですので、必要なデータベースの個数は作りたいサイトの数になります。

例1:WordPressサイトを3個作りたい→3個のデータベース
例2:WordPressサイトを10個作りたい→10個のデータベース

 

ただし、ここで注意してほしいのはサイト数=ページ数ではないということです。

 

ここまで1サイト1データベースという風に解説してきました。

この「1サイト」というのは「1ドメイン」という意味です。

1つの記事ごとに1つのデータベースが必要という意味ではありませんので、注意してください。

 

  • 1サイトあたり1データベースが必要なため、作りたいサイトの数だけデータベースが必要
  • ただし、サイト数=ページ数ではない

 

おすすめはデータベースなどが無制限のサーバー

サイトを無制限で作りたい場合、おすすめのサーバーはデータベース数などが無制限のサーバーです。

 

先ほども解説したように、作りたいサイト数だけのデータベース数が必要となります。

しかし、現段階では1サイトだけ作る予定でも、今後2サイト、3サイト・・・と増やしていきたいと思うこともあるかもしれません。

 

そのため、現段階で作りたいサイト数ぴったりのデータベースしかないサーバーだけでなく、少し余裕があるくらいのサーバーがおすすめです。

例:現時点では1サイト作りたい
→余裕を持って5個データベースのあるサーバーを契約する

 

ちなみに一番おすすめのサーバーはデータベース数などが無制限のサーバーです。

データベース数が無制限であれば次の項目で解説する一定の条件をクリアすれば何サイトでも作ることができます。

そのため、「これからブログなどを始めたい」という方にはデータベース数などが無制限のサーバーがおすすめです。

このページの最後で具体的なおすすめのレンタルサーバーを紹介します。

 

  • 現時点で何サイト作ることになるかわからないので、多めにデータベースがあると良い
  • データベース数無制限のサーバーであれば一定の条件をクリアすればサイトを無制限で作れる

 

データベース数が無制限=サイト作り放題ではない

Photo by Will Porada on Unsplash

ただし、ここで1点注意していただきたいポイントがあります。

 

それは、

データベース数が無制限
→サイトを作り放題ではない

という点です。

 

ここまで「1サイトあたり1つのデータベースが必要」という風に解説してきました。

確かにここだけ見ると「データベース数が無制限ならいくつでもサイトを作れるんだ!」と思うかもしれません。

しかし、それは間違いです。

 

データベース数が無制限でも以下の点をクリアしないと無制限で作ることはできません

  1. ドメインが無制限か
  2. ディスク容量が無制限か
  3. 転送量が無制限か

それぞれかんたんに解説していきます!

 

1.ドメインが無制限か

まず、ドメインが無制限かという点です。

 

データベース数が無制限でもドメイン数に制限があればサイトを無制限で作ることはできません。

 

WordPressサイトを1つ作るためには独自ドメイン、またはサブドメインが1つ必要となります。

そのため、ドメイン数に制限があればデータベース数が無制限でも無限にサイトを作るということはできません

 

例:
独自ドメイン10個まで、サブドメインが1独自ドメインごとに10個まで、データベース数は無制限
→100サイトまで作成可能

2.ディスク容量が無制限か

次に、ディスク容量が無制限かという点です。

 

WordPressサイトを作るということはそのサイトのデータを保存しておくためのディスクの容量が必要です。

つまり、データベース数やドメイン数が余っていてもディスクの空き容量がなければ追加でサイトを作れないということです。

 

3.転送量が無制限か

次に、転送量が無制限かという点です。

 

転送量とはレンタルサーバーからアクセスしてきた各ユーザーに転送できるデータ量の上限になります。

携帯のデータ通信容量のような感じです。

 

この転送量が上限に達すると、サイトにアクセスしても表示されなくなったり、かなり遅くなったりしてしまいます。

そのため、上の2つの条件をクリアすれば無制限でサイトは作れますが、転送量が無制限でないとサイトを大量に作れたとしても表示ができなくなってしまいます。

 

データベース数やドメイン数が無制限のサービスはそこそこあります。

しかし、ディスク容量や転送量が無制限というところはほとんどありません。

ですので、データベース数とドメイン数が無制限でも実質ディスク容量と転送量が上限となるということになります。

 

  • データベース数が無制限でもドメイン数、ディスク容量、転送量が無制限でなければ無限にサイトを作れるわけではない
  • データベース数やディスク容量が無制限なサーバーは多いが、ディスク容量や転送量が無制限のところはほぼない
    →実質ディスク容量の上限がサイト数の上限ということになる

 

データベースの個数が足りなくなるとどうなるのか

では、データベースの個数が足りなくなるとどうなるのでしょうか

 

データベースの個数が足りなくなると、サイトを新しく作れなくなります

 

何度も繰り返していますが、1サイトあたり1データベースが必要になります。

そのため、データベースが足りなくなると新しくサイトを作ることができなくなります。

 

  • データベース数が足りなくなるとサイトを新しく作れなくなる

 

データベース数無制限のおすすめレンタルサーバー

最後にデータベース数が無制限のおすすめレンタルサーバーを紹介します。

 

データベース数が無制限のレンタルサーバーはいくつかあるのですが、その中でも「ConoHa WING」というレンタルサーバーがおすすめです。

 

ConoHa WINGは国内最速(※1)のレンタルサーバーです。

そのため、これからWordPressサイトを始めたいという方におすすめです。

(※1 詳しくは公式サイト下部をご確認ください。)

 

データベース数は無制限ですし、ドメイン数も無制限です。

ベーシック」というプランの場合、ディスク容量は250GB転送量も9.0TB/月と十分にあります。

 

価格は「通常」という料金プランの場合、1時間2円~利用することができます。

 

他にも有名なサーバーだと「エックスサーバー」や、「ロリポップ!」があります。

ただし、「ロリポップ!」の場合、「ハイスピード」プランと「エンタープライズ」プランでのみ、ドメイン数とデータベース数が無制限です。

ロリポップ!を検討する際はこの点にご注意ください。

 

ConoHa WING・エックスサーバーの全プラン、ロリポップ!の「ハイスピード」・「エンタープライズ」プランはドメイン数とデータベース数が無制限です。
しかし、ディスク容量や転送量等には上限があります。

 

上記の3つのレンタルサーバーについては下記ページで詳しく解説・比較しています。

 

ちなみにディスク容量もドメイン数もデータベース数も転送量も無制限の「無限サーバー」というサーバーもあります。

このサーバーを使えばほぼ無限でサイトを作ることができるかと思います。

無限サーバーはこちら!

無限サーバーについてはこちらのページで詳しく解説しています!(姉妹サイト)

まとめ

今回はWordPressサイトを作る際にいくつのデータベースが必要なのかについて解説してきました。

 

WordPressサイトの場合、基本的に1サイト1データベースが必要になります。

そのため、必要なデータベースの数は作りたいサイトの個数に比例します。

 

おすすめのサーバーはデータベース数が無制限のサーバーです。

 

ぜひあなたもWordPressサイトを始めてみてはいかがでしょうか。

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