レンタルサーバーのデータベースって何?どんな種類があるの?違いも解説
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べるどら
レンタルサーバー解説サイト「レンサバ大百科」管理者。

本業は某私立大学 情報学部2年生。

趣味は動画制作やプログラミング、サイト運営。

資格はITパスポート(IT系国家資格)、英検3級持ってます。

サイト運営自体は2020年3月から、レンサバ大百科は2020年10月から3年以上運営しています。

一部の記事の内容はYouTube動画でも解説しています。
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ブログなどで使われるレンタルサーバー。

そんなレンタルサーバーのスペックには必ずと言ってもいいほど「データベース」という言葉が出てきます。

 

しかし、「データベースとは何なのかよく知らない」という方も多いのではないでしょうか。

今回はデータベースとは何なのかや、種類、違いについて解説していきます!

 

このページではこんなことがわかります。

  • データベースとは
  • データベースの種類
  • 各データベースの違い

ぜひ最後までご覧ください!

 

そもそもデータベースとは

3D Animation Production CompanyによるPixabayからの画像

まず、そもそもデータベースとは何なのかというところから解説していきます。

 

データベースとは検索や編集を行うことと、データを複数のユーザーで共有するために作られたものです。

データベースは後々データを使うときのために分類分けされて保管されています。

イメージで言うと図書館の本棚のような感じです。

 

図書館の本棚はジャンルなどで分類されて保管されています。

そのため、誰でもかんたんに本を探すことができます。

 

また、データベースには「複数人が同時に使える」という特徴もあります。

通常、データというのは1ファイルに付き同時に1人までしかアクセスできません。

しかし、データベースの場合は同時に複数人が編集や閲覧を行うことができます

 

つまり、データベースは後々データを探しやすくするための複数人が使える本棚のような感じだと思ってください。

 

  • データベースは複数人が使える本棚のようなもの
  • さまざまなデータが格納されている

 

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データベースの種類

Image by Arek Socha from Pixabay

次にデータベースの種類について解説していきます。

 

データベースの種類としては主にこちらの2つがあります。

 

  • MySQL
  • SQLite

 

他にもたくさんの種類のデータベースがありますが、レンタルサーバーでよく使われているのはこちらの2つになります。

 

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データベースの違い

次に各データベースの違いについて解説していきます。

 

今回は上記で挙げた「MySQL」、「SQLite」について解説していきます。

 

1.MySQL

まず、MySQLというデータベースです。

 

MySQLは特に多くのレンタルサーバーで使われているデータベースになります。

この中でも一番よく使われているデータベースと言っても過言ではないでしょう。

 

MySQLは拡張性が高く、高性能なデータベースのため、大規模なサイトやシステムに向いているデータベースです。

もちろん小さなサイトにも対応していますので、幅広いシステムで使われています。

 

MySQLが必要になるCMSの代表として「WordPress」が挙げられます。

Web制作の知識が無くてもホームページなどを作ることができるソフトの総称こと。
無料で使えるCMS。
公式サイトによると世界の39%のサイトはWordPressで作られているとのこと。

 

WordPressでサイトを作る場合、基本的に1サイトあたり1MySQLデータベースが必要となります。

そのため、作りたいサイトの数によって必要なデータベースが異なってきます。

レンタルサーバーを借りる際には作りたいサイトの数だけのデータベースがあるか確認するようにしましょう。

 

  • MySQLは特に多くのレンタルサーバーで使われているデータベース
  • 拡張性や性能が高いデータべースのため、大規模なサイトやシステムで使われる
  • 代表的なCMSとしてWordPressが挙げられる

参考:MySQL公式サイト

2.SQLite

次にSQLiteというデータベースです。

 

SQLiteは軽量のデータベースです。

比較的小さめの規模のサイトやシステムで利用されることが多いデータベースです。

大規模なサイトでは力不足となってしまうことがあるので、ほとんど使われません。

 

SQLiteで動くCMSの例として「baserCMS」が挙げられます。

baserCMSは日本で開発されているCMSです。

残念ながらWordPressほど人気ではありませんが、日本でホームページを作る際には一つの選択肢として使われる場合もあります。

公式サイトによると、記事作成時点で約30万ダウンロードとなっています。

 

ちなみによく使われるCMSであるWordPressはSQLiteでは原則動作しません

WordPressは裏技を使えばSQLiteでも動作するようですが、基本的にはMySQLかMariaDBが必要になります。

詳しい要件については公式サイトをご確認ください。

 

  • SQLiteは小規模なサイトやシステムで使われるデータベース
  • 代表的なCMSとしてはbaserCMSが挙げられる

参考:baserCMS公式サイト

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おすすめレンタルサーバー(個人向け)

では、各データベースを利用できるレンタルサーバーとしてはどのようなサービスがあるのでしょうか。

今回は個人向けのレンタルサーバーの中から各データベースを使えるサーバーを紹介します。

 

MySQLを使える共用レンタルサーバー

まず、MySQLを使えるレンタルサーバーから解説します。

 

MySQLはほとんどのレンタルサーバーで使うことができます。

 

具体的なサービスを上げるとエックスサーバーロリポップ!ConoHa WINGです。

このようなレンタルサーバーでMySQLを使うことができます。

 

特に、エックスサーバーとConoHa WINGはどのプランでもMySQLを無制限で利用できます

ロリポップ!の場合はハイスピードプランとエンタープライズプランでのみMySQLを無制限で利用できます

 

ちなみにエックスサーバー、ConoHa WINGの全プランとロリポップ!のハイスピード・エンタープライズプランはドメインも無制限となっています。

そのため、ディスク容量の上限まではWordPressサイトを作り放題ということになります。

 

この3つのサーバーのおすすめプランなどの詳しい解説はこちらのページで確認できます。

SQLiteを使えるレンタルサーバー

次にSQLiteを使えるレンタルサーバーを解説します。

 

SQLiteもたくさんのレンタルサーバーで使えます。

代表的なものは先ほどMySQLの方でも挙げたエックスサーバーロリポップ!ConoHa WINGの3つのサーバーになります。

 

ちなみにMySQLと違ってこちらの3つのサーバーのどのプランでもSQLiteは使うことができます。

まとめ

今回はデータベースとは何なのかについてや、主に使われているデータベースの解説、おすすめのレンタルサーバーなどを解説しました。

 

データベースとはサイトやシステムを動かすためのデータが保管されている本棚のようなものになります。

ここにアクセスすることで、各ユーザーのデータなどを見ることができます。

 

また、よく使われるデータベースとしては「MySQL」と「SQLite」になります。

他にもたくさんの種類のデータベースがあるのですが、よく使われているところでいくと、こちらの2つになります。

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