【初心者向け?】シン・VPSとは?メリットやデメリット、おすすめな人も解説
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べるどら
レンタルサーバー解説サイト「レンサバ大百科」管理者。

職業:某私立大学 情報学部3年生 兼 合同会社Now Topic 代表社員。
資格:IT系国家資格 ITパスポート・情報セキュリティマネジメント・基本情報技術者試験 / 日商簿記 3級 / 英検 3級 保有

サイト運営自体は2020年3月から、レンサバ大百科は同年10月から4年以上運営。
2024年1月4日に合同会社Now Topicを設立し、代表社員として会社の経営や業務を行う。
最近ではメディアの運営だけでなく、スマホアプリ・Webアプリの開発や動画制作などを行っています。
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この記事では新しいVPS「シン・VPS」について解説していきます。

 

シン・VPSは一言でいうと初心者から大企業まで誰でも使えるプランが用意された高性能なVPSとなっています。

そもそもVPSとは

VPSとは、1台のサーバーを複数の人に貸し切るサービスです。
マンションのようにサーバー内を区切り、1部屋1部屋を貸し出すサービスのようなイメージです。
自分のパソコンのように自由に使えるので、Webサイトやゲームなどのサービスを自分で運営したい人におすすめです。
レンタルサーバーよりも自由度が高く、専用サーバーよりも安価です。

シン・VPSとは

シン・VPSのトップページ画像
(出典:シン・VPS)

シン・VPSは2023年9月19日に登場した新しいVPSです。

運営会社はエックスサーバー株式会社となっています。

 

エックスサーバー株式会社はWebなどで使われる「エックスサーバー」などを運営しています。

また、公式サイトによるとエックスサーバー株式会社が提供するサーバー全体で運用されているサイト数は250万件以上導入企業は18万社にも上るとのことです。

シン・VPS自体は新しいですが、レンタルサーバー「エックスサーバー」は20年の運営実績があるため、安心して使うことができます。

 

エックスサーバー株式会社では「シン」ブランドを展開しており、シン・VPS以外にも以下の3サービスを提供しています。

エックスサーバー株式会社が運営する「シン」ブランド

このラインナップに加えて新登場したのが「シン・VPS」です。

公式サイトシン・VPS

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シン・VPSの特徴・メリット

シン・VPSの特徴を見ていきましょう。

 

シン・VPSの特徴を絞ると以下の4つです。

シン・VPSの特徴
  1. 圧倒的高性能
  2. 初期費用無料で安く使える
  3. 初心者から上級者まで使えるプラン
  4. 50以上の充実したテンプレート

1. 圧倒的高性能

1つ目は「圧倒的高性能」という点です。

 

シン・VPSは他社と比べて圧倒的に高性能となっています。

例えば1秒あたりのリクエスト処理数は公式サイトによると他社の約4.2倍となっています。

シン・VPSのCPU速度の画像
(出典:シン・VPS)

 

また、ストレージにはNVMeを搭載することで読み込み速度はSSDの約5.7倍の速度とのことです。

SSD、NVMeとは

SSDは、HDDに比べて高速かつ静音なストレージです。
NVMeは、SSDの接続規格の一種で、SATA接続のSSDよりも高速です。
つまりNVMe SSDはSSDよりも高速なストレージということになります。
速度は (速)NVMe>SSD>HDD(遅) というイメージです。

他社のVPSは基本的にはSSDを採用しています。

SSDはHDDと比べて高速ですが、より速度を求めるならNVMeです。

 速度が速いと処理時間が短縮されるため、ストレスなく使うことができます。

 

このような点から、処理速度を求めたい場合には他社よりもシン・VPSが優れていると言えます。

2. 初期費用無料で安く使える

2つ目は「初期費用が無料で安く使える」という点です。

 

シン・VPSは全プランで初期費用が無料なため、契約時に余計なコストが発生しません。

また、キャンペーン時には安く始めることができます。

 

例えば現在は11月14日までリリース記念のキャンペーンが実施されています。

この期間中に12ヶ月以上で申し込むと初回支払い金額が最大20%オフになります。

 

通常時の料金もスペックを考えると他社と比較しても安めです。

3. 初心者から上級者まで使えるプラン

3つ目は「初心者から上級者まで使えるプラン」という点です。

 

シン・VPSは7つのプランが用意されており、初心者から上級者まで使えるようになっています。

特に最上位プランはディスク容量が1,600GB(1.6TB)と、パソコンのストレージ並みにあります。

もちろん料金は高くなってしまいますが、個人用途から大規模なアプリなどを使う法人まで幅広い使い方ができるサーバーです。

 

他社のVPSではどれだけプランが上がってもオプションを付けないとストレージ容量が増えないところもあります。

一方でシン・VPSはプランが上がるに連れてvCPUやメモリはもちろん、ディスク容量まで増えるため、この点はメリットと言えます。

 

上位プランへの変更もできるため、スペック不足になってきたらアップグレードさせることもできます。

4. 50以上の充実したテンプレート

4つ目は「テンプレートが充実している」という点です。

 

シン・VPSではOSテンプレートとアプリケーションテンプレートが合わせて50以上用意されており、インストールなどの手間をかけずに使い始めることができます。

テンプレートとは

VPSの構築時にOSやソフトウェアをインストールした状態で作成できる機能です。
テンプレートを利用することで、VPSの初期設定やアプリケーションのインストールを簡単に行うことができます。

OSテンプレートではUbuntuやCentOSといった定番なOSなど、9つのテンプレートが用意されています。

 

また、アプリケーションテンプレートは53個のテンプレートがあります。

マイクラやARKのようなマルチプレイサーバーを建てるのに便利なテンプレートから、Auto-GPTやStableStudioといった最新のAIツールのテンプレートまで、非常に充実しています。

 

テンプレートが使えれば目的のサーバーをすぐに建てることができるため、タイパを重視する人にもオススメです。

公式サイトシン・VPS

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シン・VPSのデメリット

シン・VPSのデメリットを見ていきましょう。

 

シン・VPSには以下のようなデメリットもあります。

シン・VPSのデメリット
  1. 最低利用期間が3ヶ月
  2. サービス提供が始まって日が浅い

1. 最低利用期間が3ヶ月

1番大きなデメリットは最低利用期間が3ヶ月という点です。

契約期間は1ヶ月更新からありますが、料金ページ内に「最低利用期間は3ヶ月」との記載があります。

 

他社の場合は最低利用期間がないところもあるため、この点はデメリットとなります。

 

一方で同社が提供するVPSには「Xserver VPS」というサービスもあります。

こちらでは最低利用期間が1ヶ月なので、利用する期間が3ヶ月未満の場合はXserver VPSを検討してみましょう。

ただし、シン・VPSとは仕様が異なり、デメリットとなる部分もあるため、注意が必要です。

 

詳しくは以下の記事で解説しています。

【準備中】

 

公式サイトXserver VPS

2. サービス提供が始まって日が浅い

2つ目は「サービス提供が始まって日が浅い」という点です。

 

シン・VPSは2023年9月19日に始まったばかりのサービスであり、ネット上の情報が少ないです。

そのため、全くの初心者にとっては使い方が分からず、調べても情報が出てこないため、戸惑う場面もあるかもしれません。

 

一方で公式のマニュアルが用意されており、基本的な操作方法はマニュアルに記載されています。

また、サポートをメール・電話で受けることができます。

管理パネルの操作方法などのサポートは受けられるとのことなので、VPSを使い始めるまでの点に関しては問題はないかと思います。

公式参考ページよくある質問「どこまでサポートして貰えますか?」

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シン・VPSはどんな人にオススメ?

シン・VPSは高性能かつ大容量のストレージが必要な方にオススメです。

 

シン・VPSは特徴の1で解説したようにCPUやストレージなどのリソースが他社の数倍高性能なサーバーです。

特にストレージは他社では珍しく高速な「NVMe」を採用していることから、高速な処理を期待できます

 

また、ストレージはプランをアップさせるにつれて容量も大容量になっていきます。

他社はプランをアップさせてもストレージが増えないことがあるので、CPUやメモリ以外にもストレージも容量を増やしたい場合にオススメです。

公式サイトシン・VPS

 

一方で最低利用期間が3ヶ月なところから3ヶ月未満の利用には不向きです。

また、「CPUやメモリのリソースは多い方がいいけど容量はそこまで必要ないから安くしてほしい」という場合には向いていません。

 

例えばシン・VPSと同じ会社が提供する「Xserver VPS」ならプランをアップさせるとCPUやメモリは増加しますがストレージは増加しません。

しかしその分安く使えます。

契約期間も1ヶ月からあり、最低利用期間も1ヶ月です。

そのため、上記のような用途ならXserver VPSが向いているといえます。

公式サイトXserver VPS

まとめ

今回はシン・VPSについて解説しました。

まだできたばかりのサービスのため、情報量は少ないですが、運営会社は信頼できるため、高性能なVPSを使いたい方はぜひシン・VPSを使ってみてください!

公式サイトシン・VPS

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