レンタルサーバーを見ているとHDDやSSD、NVMeといった謎の用語が出てくることがあります。
パソコンや機械に詳しくない人にとっては全く意味がわからない人も多いのではないでしょうか。
今回はそんなあなたにHDDやSSD、NVMeの役割や違いについて解説していきます!
パソコンを選ぶときにも使えるからぜひ覚えておいてね!
では見ていきましょう!
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HDD・SSD・NVMeとは
そもそもHDD、SSD、NVMeってなんなのでしょうか。
HDDやSSD、NVMeは「ストレージ」や「ディスク」と呼ばれることがあります。
これらはデータを保管しておくのに必要なものです。
レンタルサーバーだとブログの画像や動画などを保管しておくところです。
これがないとデータが保管できないため、ブログを正常に表示できなくなります。
ちなみにパソコンの場合はソフトやファイルなどを保管しておく場所になります。
よくわからない人は
「とりあえずデータを保管しておく場所!」
と覚えておいてください!
HDD・SSD・NVMeの違い
次にHDD・SSD・NVMeの違いについてみていきましょう!
種類によって全然違うよ!
ざっくりと解説するとそれぞれこのようなものです。
- HDD
この中では一番読み込み速度などが遅い。
ただし、基本的にはこの中では一番値段が安い - SSD
HDDよりは速いがNVMeよりは遅く、この中では中間的な立ち位置。
レンタルサーバーの中ではおそらく一番多いストレージの種類。 - NVMe
この中では一番速い。
導入コストが高く、採用しているレンタルサーバーはあまりない。
ではそれぞれの種類のストレージについて詳しく解説していきます!
HDDの特徴
まずHDD(ハードディスク)です。
HDDのメリット、デメリットはこちらです。
- 導入コストが安いため、月額料金が安いことが多い
- 衝撃に弱く、壊れやすい
- サイトの表示速度が遅い
HDDは1つあたりのコストが他のものと比べると安いです。
そのため、導入コストを抑えられるので、月額料金も安いことが多いです。
しかしHDDは構造上、壊れやすいものとなっています。
ですので、自然災害や自然故障で壊れやすいというデメリットがあります。
また、SSDやNVMeと比べるとデータの読み込みや書き込みの速度が遅いため、サイトの表示速度も遅くなることが多いです。
最近はHDDを使っているレンタルサーバーはあまり見かけないね
SSDの特徴
次にSSDです。
SSDのメリット・デメリットはこちらです。
- サイトの表示速度が速い
- HDDよりは月額料金が高くなることが多い
SSDはHDDよりも読み込み速度や書き込み速度が速いという特徴があります。
読み込み速度や書き込み速度が速いとサイトの表示速度も速くなる傾向があるため、速いに越したことはないです。
デメリットはHDDよりは月額料金が高くなるという点です。
SSDはHDDよりも数倍程度が高いものになります。
ですので、HDDよりは月額料金が高くなっていく傾向にあります。
ただし差は数百円のことが多いので、HDDを採用したレンタルサーバーを使うのであればSSDを採用したレンタルサーバーを使うほうが個人的にはおすすめです。
ちなみにSSDを採用しているレンタルサーバーは[affi id=14]というサービスや[affi id=15]というサービスが個人的にはおすすめです。
HDDを採用しているサーバーを使うのであればSSDを選んだ方が絶対いいよ!
NVMeの特徴
次にNVMeです。
NVMeのメリット・デメリットはこちらです。
- サイトの表示速度がめちゃ速い
- 導入しているサービスが少なく、選択肢が狭い
- 他のと比べると月額費用がちょっと高いかも
NVMeは今回紹介した種類の中では一番速いドライブになります。
HDDやSSDと比べると数値的には格段に速いため、NVMeを選べるのであればこれが一番です。
ただし、まだ新しい種類のドライブだということ、導入コストが高いことから採用しているサービスがかなり少ないです。
一般価格と比べるとNVMeはHDDやSSDと比べて数倍高い種類のものです。
なので、すでに別のドライブを使っているレンタルサーバーの場合は交換する手間やコストが高く、なかなか採用されていません。
現状NVMeを搭載しているレンタルサーバーは下の3つだけだと思われます。
[affi id=11] [affi id=12] [affi id=13]NVMeを使いたい人はこの3つの中から選ぶことになるかと思います。
wpX Speed
エックスサーバー
シン・レンタルサーバー
結局どれがいい?
では結局どの種類のストレージが良いのでしょうか。
オススメのストレージはNVMeです。
NVMeは3種類の内、一番高速な種類のストレージになります。
そのため、サイトの表示速度を高速化するためにもNVMeを搭載しているレンタルサーバーを使うのがオススメです。
しかし、SSDを搭載していればNVMeに無理にこだわる必要もそこまでないかと思います。
というのもNVMeが搭載されているレンタルサーバーは現状3サービスほどしかありません。
そのため、
検討していたレンタルサーバーがNVMeじゃなかった...
というケースがかなり多いかと思います。
ですので、SSDを採用しているのであれば無理にNVMeのレンタルサーバーを検討する必要というのはありません。
ただし、HDDのレンタルサーバーは避けておいたほうが良いかと思います。
HDDはSSDやNVMeよりも衝撃に弱く、故障しやすい、速度も遅いというデメリットがあります。
そのため、災害や自然故障などでデータが破損してしまうリスクが少し高いため、レンタルサーバーは避けておいたほうが良いでしょう。
まとめ
今回はレンタルサーバーのディスクの種類について解説してきました。
種類によってサイトの表示速度が全然変わってくるので特に気をつけた方がいいでしょう!