【初心者向け】ConoHa VPSとConoHa for GAMEの違いは?機能や価格を比較
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べるどら
レンタルサーバー解説サイト「レンサバ大百科」管理者。

職業:某私立大学 情報学部3年生 兼 合同会社Now Topic 代表社員。
資格:IT系国家資格 ITパスポート・情報セキュリティマネジメント・基本情報技術者試験 / 日商簿記 3級 / 英検 3級 保有

サイト運営自体は2020年3月から、レンサバ大百科は同年10月から4年以上運営。
2024年1月4日に合同会社Now Topicを設立し、代表社員として会社の経営や業務を行う。
最近ではメディアの運営だけでなく、スマホアプリ・Webアプリの開発や動画制作などを行っています。
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マイクラなどゲームのサーバーとして有名なConoHa。

これからConoHaを使ってゲームサーバーを建てようと考えている人も多いのではないでしょうか。

しかし、ConoHaには「ConoHa VPS」と「ConoHa for GAME」の2種類があって迷ってしまいます。

この記事では実際にConoHaを使っている筆者が、ゲームサーバーとして優れているのはどちらか解説していきます。

結論:ConoHa for GAMEが良い

ConoHa for GAMEのトップページ
(出典:ConoHa for GAME)

結論から言うとこれからConoHaでサーバーを建てるのであればConoHa for GAMEがおすすめです。

というのも、ConoHa for GAMEはサービス名から分かるようにゲームに特化しているからです。

 

ConoHa for GAMEは2023年にできたばかりのサービスなんですが、これができた経緯(筆者の予想)についてまずは軽く説明しておきます。

もともとはConoHaでゲームを建てるサーバーはConoHa VPSしかありませんでした。

しかし、「VPS」と呼ばれるサーバーは本来アプリやシステムの開発などに使われるサーバーです。

そのため専門的な機能が多く、ゲームサーバーとして初心者が使うにはハードルの高いサービスでした。

 

最初はそれほどConoHa VPSでゲームサーバーを建てる人はいなかったようで、アプリ開発にもゲームサーバーにもConoHa VPSが使われていました。

しかし口コミなどでゲームサーバーとして使う人がだんだん増えていくうちにConoHaとしてもよりゲームサーバーを建てやすくしようと思ったようで(筆者の予想)、2023年にゲームに特化したConoHa for GAMEが誕生しました。

これがConoHa for GAMEができた経緯(予想)です。

 公式では発表されていませんが、恐らく裏側ではこんなことがあったんだと思います。

 

つまり、ConoHa for GAMEはゲームに特化していて、ConoHa VPSよりもゲームサーバーが建てやすく使いやすいサーバーといえます。

 

ConoHa for GAMEについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

参考【初心者向け】ConoHa for GAMEとは?特徴やオススメプラン、評判を解説

 

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ConoHa VPSとConoHa for GAMEの具体的な違い

ではConoHa VPSとConoHa for GAMEには具体的にどのような違いがあるのでしょうか。

 

結論から言うとどちらもほぼ同じです。

基本的なプランやサーバーのスペック、料金、管理画面のデザインや操作方法までほぼ同じです。

 

ただし、一部プランや機能については違いがあります。

それが以下の5点です。

ConoHa VPSとConoHa for GAMEの違い
  1. ゲーム以外の機能
  2. 512MBプランの有無
  3. 料金タイプの名称
  4. 情報量
  5. マイクラのテンプレート

1つずつ必要性やどちらが優れているのか解説していきます。

1. ゲーム以外の機能

1つ目はゲーム以外の機能です。

先ほども少し触れましたが、ConoHa VPSはもともとアプリ開発などで使われていたサーバーです。

なのでゲームとは関係ないアプリ開発者が使うような専門的な知識が必要な機能が多くあります。

 

一方でConoHa for GAMEはゲームに特化したサーバーなので、そのようなアプリ開発者向けの機能はありません

出てくる用語も比較的見慣れたような言葉ばかりで、操作に迷うこともそれほどありません。

この点は初心者にとって非常にメリットだと言えます。

よって1つ目の「ゲーム以外の機能」ではConoHa for GAMEの方が優れています。

 個人的にはConoHa VPSよりかんたんにサーバーを建てられるというだけでもConoHa for GAMEを使う価値があると思います。

2. 512MBプランの有無

2つ目は512MBプランの有無です。

 512MBプランはConoHa VPSにはありますが、ConoHa for GAMEにはありません

 

ではゲームサーバーに512MBプランは必要なのでしょうか。

結論から言うとNOです。

 

ConoHa VPSで512MBプランの用途を見てみると「初めてのVPSや最小構成のサイト向け」となっています。

ConoHa VPSでは512MBについて「初めてのVPSや最小構成のサイト向け」と書かれている
(出典:ConoHa VPS)

 

また、プランはConoHa VPSの中でも一番下です。

つまり、512MBプランは「システム開発のテストなどで最低限のスペックが必要なときのプラン」というわけです。

 

一方でゲームサーバーは最低限のスペックではお世辞にも十分なスペックのプランとは言えません

ゲームサーバーは比較的高負荷な処理が行われるため、512MBプランでは到底スペックが足りません。

 そもそもマイクラやARKのテンプレート(設定ツール)は512MBプランでは使えません。

 

ConoHa for GAMEには512MBプランはないですが、以上の点からゲームサーバーにはそもそも不要ということになります。

 逆に余計なプランがない分、ConoHa for GAMEの方がプランを選びやすいと言えます。

よって2つ目の「512MBプランの有無」でもConoHa for GAMEの方が優れています。

3. 料金タイプの名称

3つ目は「料金タイプの名称」です。

これはそれほど大きな問題ではありません。

 

そもそもConoHaの料金タイプは1時間単位で課金される「時間課金」と長期契約で割引になる料金タイプの2種類があります。

 

ConoHa VPSは長期契約の名称が「VPS割引きっぷ」なのに対し、ConoHa for GAMEは「長期割引パス」という名称です。

契約期間はどちらも6種類(1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月、24ヶ月、36ヶ月)です。

料金も時間課金、長期契約ともに違いはありません

つまり単純に長期契約の名前が変わっただけです。

 

ConoHa for GAMEでは「長期割引パス」とひと目で分かるような名称になり、理解しやすくなりました。

4. 情報量

4つ目は「情報量」です。

 ネット上の情報量が多いと、困ったときにサポートに問い合わせなくても検索すればすぐに解決できます。

 

ConoHa VPS自体は10年程度提供されているサービスで、ConoHaのゲームサーバーが有名なったのもConoHa VPSがきっかけです。

一方でConoHa for GAMEは2023年にできたばかりのサービスです。

そのため、ネット上の情報量で言えばConoHa VPSが圧倒的に多いです。

 

ではConoHa for GAMEで調べたときに情報が無いかと言うとそうではありません。

 

ConoHa for GAMEは公式マニュアルやよくある質問が充実しているため、基本的な操作方法などは公式の情報で事足ります。

また、ConoHa for GAMEはConoHa VPSがベースなので、基本的にはConoHa VPSの情報がそのまま当てはまります

 特に管理画面に関しては契約してしまえばConoHa VPSとConoHa for GAMEで見分けがつかないほど、ほとんど一緒です。

 

そのため、もしConoHa for GAMEを使っていて迷うことがあれば「ConoHa for GAME 〇〇」と検索し、これで情報が出てこなければ「ConoHa VPS 〇〇」と検索してみましょう。

ConoHa VPSの情報でも大体はそのままConoHa for GAMEにも当てはまります。

 

ConoHa VPSの方が情報量が多いのは事実ですが、以上点からConoHa for GAMEでもそこまで情報に関して違いはないと言えます。

5. マイクラのテンプレート

5つ目は「マイクラのテンプレート」です。

ConoHaをマイクラのJava版で使う方にとってはこの違いが一番大きいかもしれません。

テンプレートとは

サーバー構築時にOSやソフトウェアをインストールした状態で作成できる機能です。
テンプレートを利用することで、サーバーの初期設定やアプリケーションのインストールを知識なしで、誰でも簡単にできます。

 

ConoHa VPSとConoHa for GAMEではどちらもマイクラのテンプレートが用意されています。

また、どちらでも統合版・Java版のサーバーを建てられます。

 

しかし、Java版を使っていて、かつModサーバーを建てたい場合はConoHa for GAMEでオススメです。

というのもModを使うためには「Forge」が必要なのですが、Forgeがインストール済みのテンプレートはConoHa for GAMEにしかありません

ConoHa VPSでもForgeを使えなくはないですが、黒い画面でコマンドをタイピングしないといけません

↓イメージ画像↓

タイピング画面のイメージ
Photo by Markus Spiske on Unsplash

つまり、Java版を使っていて、Modサーバーを建てたい場合はConoHa for GAME一択ということになります。

よって5つ目の「マイクラのテンプレート」でもJava版かつModサーバーを建てたいならConoHa for GAMEの方が優れています。

 

 ただし統合版を使っている場合や、Java版でModを使わない場合はどちらでも違いはありません。

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まとめ:初心者はConoHa for GAMEを使おう

ここまで色々と違いを見てきましたが、ゲーム用途であればどの点をとってもConoHa for GAMEが優れています。

初心者でも迷ったり間違えたりすることは恐らくありません。

 

これからConoHaでゲームサーバーを建てようと思っているのであればConoHa for GAMEを使って始めてみてください!

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どちらもConoHa VPSでの建て方ですが、ConoHa for GAMEでもほぼ同様です。

ConoHa for GAMEについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

参考【初心者向け】ConoHa for GAMEとは?特徴やオススメプラン、評判を解説

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