WordPressブログを始めるのに必須のレンタルサーバー。
そんなレンタルサーバーですが、「どのサーバーを使えばいいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はブログをこれから始めるという初心者の方におすすめの共用レンタルサーバーを3つ紹介します。
このページではこんなことがわかります。
- おすすめのレンタルサーバー
- おすすめのプラン
- 各プランの比較
ぜひ最後までご覧ください!
おすすめのレンタルサーバー3選
では早速ですが、おすすめのレンタルサーバーを紹介していきます。
今回紹介するおすすめのレンタルサーバーはこちらの3つのサービスになります!
- 【スピード重視】ConoHa WING
- 【コスト重視】ロリポップ!
- 【安定性重視】エックスサーバー
では、それぞれ詳しく解説していきます!
公式で言われているわけではありません。
1.スピード重視!1時間2円~使える ConoHa WING
まず、ConoHa WINGについて解説していきます。
こちらのサーバーは性能や速度を重視する方におすすめです。
ConoHa WINGは2018年にサービスを開始したレンタルサーバーです。
今回紹介するレンタルサーバーの中では一番新しいサーバーになります。
そのため、実績的な面で言うと劣ってしまいます。
しかし、後発だからこそ高性能なサーバーとなっています。
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概要
ConoHa WINGのサーバー他のレンタルサーバーと比べても速度に特化したサーバーになっています。
公式サイトによると、2020年3月時点では国内最速(※1)のサーバーだそうです。
そのため、かなり速いサーバーを期待できます。
特にこれからアフィリエイトを始めたいという方はSEO対策を行っていくことになります。
検索結果で上位表示させるために対策を指す。
SEO対策はかなりたくさんの施策があるのですが、その中の一つに「速度」があります。
そのため、速度によって検索結果の順位が変わってきたりしますので、性能や速度を重視したい方はConoHa WINGがおすすめです。
(参考:Googleについて)
- 2020年3月時点では国内最速(※1)のサーバー
- SEO的には速度も大事なため、速度にこだわりたい方にもおすすめ
(※1 詳しくは公式サイト下部をご確認ください。)
料金
ConoHa WINGは価格も初心者向きの設定となっています。
ConoHa WINGの料金プランは1時間単位で課金されていく「通常」と、数カ月間契約をする「WINGパック」の2種類があります。
通常プランとWINGパックプランの違いはこのようになります。
通常プラン | WINGパック | |
料金 | 1時間2.2円~ (最大1,320円/月) |
月額828円~ |
最低利用期間 | なし | 3ヶ月~ |
特典 | なし | ドメインを1つ永久無料で取得できる |
※ベーシックプランで比較しています。 ※料金は記事作成時点のものになります。 |
多くのレンタルサーバーは3ヶ月や6ヶ月などの長期的な契約が必要になります。
しかし、ConoHa WINGには1時間単位で契約を行うことができる「通常」という料金プランがあります。
この「通常」というプランであれば使った分だけ請求されるという形になります。
そのため、「今後続けられる自信がない...」という方でも比較的安心して利用できるかと思います。
ちなみに、「通常」プランの方は最低利用期間の縛りもありません。
しかし、「通常」プランの方はWINGパックと比べると高くなってしまいます。
そのため、ある程度続けられそうになってきたらWINGパックへの変更がおすすめです。
ちなみに契約後に「通常」プランから「WINGパック」プランへの変更も可能です。
長期契約についてはこちらの記事で詳しく解説しています。(姉妹サイト)
≫ レンタルサーバーの長期契約は本当にお得?おすすめできない3つの理由
レンタルサーバーの長期契約は本当にお得?おすすめできない3つの理由
一方でWINGパックの方は月額料金が安くなったり、特典があったりします。
WINGパックで契約すると、「通常」よりも安くなります。
また、独自ドメインを1つ無料で取得できます。
独自ドメインは、基本的には初回のみ取得費用が、2年目移行は更新費用というのがかかります。
しかし、ConoHa WINGのWINGパックの場合は契約している間はずっと無料となります。
料金はドメインにもよりますが、1年あたり1,000円前後です。
ですが、毎年毎年払っていると、大きな金額になっていきますので、永久無料はありがたいです。
初期費用はどちらの料金プランでも無料となっています。
この点は初心者の方にとってかなり嬉しいかと思います。
ちなみに、ConoHa WINGはセールが行われていることがたまにあるのですが、対象となるのはWINGパックのことが多いです。
そのため、キャンペーン時に契約しようと思っている方は、WINGパックの方で検討すると良いでしょう。
- 料金プランは1時間単位で課金されていく「通常」と一定期間で契約する「WINGパック」の2つがある
- WINGパックにすると月額料金が安くなったり、ドメインを1つ無料で取得できたりする
プラン
ConoHa WINGには主にこちらの3つのプランが用意されています。
- ベーシック
- スタンダード
- プレミアム
(実はConoHa WINGには「リザーブド」というプランもあるのですが、ここでは省略しています。
詳しく知りたい方はこちらをご確認ください。)
おすすめのプランはベーシックです。
なぜなら、初心者の方でも十分な性能だからです。
レンタルサーバーによっては一番下のプランはWordPressなどが使えないというところもあります。
しかし、ConoHa WINGはそんなことはなく、一番下の「ベーシック」でも十分使えます。
ベーシックプランのスペックとしてはこのようになっています。
ベーシックプランのスペック | |
月額料金 | 通常: 2.2円/時(上限1,320円) WINGパック |
ストレージ容量 | 300GB |
転送量目安 | 27.0TB/月 |
ドメイン | 無制限 |
データベース | 無制限 |
(※ 公式サイトを参考に作成しました。) (2021年1月31日追記 転送量目安は2021年1月29日に増量されました。) (2021年3月1日追記 ディスク容量は2021年2月26日に増量されました。) |
こちらのスペックはかなり高くなっています。
正直なところ初心者の方だけでなく、中級者の方でも十分使えるスペックのサーバーだと思います。
ちなみにプラン変更は契約後も行うことができます。
そのため、まずはベーシックプランから始めてみると良いでしょう。
- ConoHa WINGには3つのプランがある
- おすすめのプランは「ベーシック」プラン
ConoHa WINGの特徴や弱点についてはこちらで詳しく解説しています
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2.コスト重視!月額220円~WordPressを使える ロリポップ!
次にロリポップ!(以下ロリポップ)について解説していきます。
ロリポップはコストを重視する方におすすめのレンタルサーバーです。
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概要
ロリポップは月額220円~WordPressを利用できるサーバーです。
ロリポップは2001年から記事作成時点で約20年間運営されているサーバーになります。
今回紹介したサーバーの中では一番長く運営されているサーバーです。
そのため、安心して利用できるかと思います。
- ロリポップは約20年間も運営されているレンタルサーバー
料金
ロリポップの料金は一番下のプランは月額110円、最上位プランは月額2,200円~と幅広いです。
ちなみに、一番下の月額110円~使えるプラン(エコノミー)ではWordPressを利用することができません。
こちらのプランは主に独自ドメインでメールを使うためのプランとなっています。
この点は注意が必要です。
初期費用はハイスピードのみ0円、エンタープライズプランは3,300円、それ以外のプランは1,650円となっています。
初期費用がかかるのは少しデメリットかもしれません。
- ロリポップは月額110円のプランから月額2,200円~のプランまで幅広い
- 初期費用はハイスピードのみ0円、エンタープライズプランは3,300円、それ以外のプランは1,650円
プラン
ロリポップにはこちらの5つのプランが用意されています。
- エコノミー
- ライト
- スタンダード
- ハイスピード
- エンタープライズ
この中でもおすすめのプランは「ハイスピード」になります。
なぜなら、ライトやスタンダードよりもかなり優れているからです。
まず、一番下のエコノミープランはそもそもWordPressを利用できないので、選択肢から外すことになります。
ただし、エコノミープランでも「ロリポブログ」というロリポップ独自のブログサービスを利用できたり、メールサーバーとして利用することはできます。
また、一番上のエンタープライズプランも大規模なサイトや法人向けとなっているので、選択肢から外します。
すると、ライト、スタンダード、ハイスピードが残ります。
では、これらのプランを比較してみましょう。
ライト | スタンダード | ハイスピード | |
初期費用 | 1,650円 | 0円 | |
月額料金 | 220円~ | 550円~ | 550円~ |
ディスク容量 | 160GB | 200GB | 320GB |
転送量 | 500GB/日 | 700GB/日 | 900GB/日 |
サポート | メール・チャット | メール・チャット・電話 | |
バックアップ | なし | 無料(※2) | |
(※公式サイトを参考に作成させて頂きました。) |
このようになります。
一番右がハイスピードプランになっています。
もちろんですが、ライトやスタンダードと比べて一番良いスペックとなっています。
特に注目して頂きたいのが転送量です。
転送量はサーバーからアクセスしてきた人のパソコンやスマホへ送られるデータの合計量のことです。
この転送量は初心者の方であれば1日100GBや200GBあればほぼ大丈夫です。
しかし、足りなくなるとサイトの表示が遅くなったり最悪の場合サイトが表示されなくなることもあります。
そうなると機会損失を招いてしまいます。
念の為にも1日900GBあれば安心かと思います。
また、バックアップはライトとスタンダードにはありませんし、月額料金はスタンダードとハイスピードで同じ(※3)ですので、ハイスピードの方を契約することをおすすめします。
(※2 復元は有料となります。)
(※3 月額料金はどちらも36ヶ月契約をした場合に同じとなります。)
- プランは5つ用意されている
- その中でもハイスピードが価格、性能共に一番優れている
ロリポップ!の特徴や弱点についてはこちらで詳しく解説しています
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3.安定性重視! 17年以上の運営実績 エックスサーバー
次にエックスサーバーについて解説していきます。
エックスサーバーは安定性を重視する方におすすめのレンタルサーバーです。
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概要
エックスサーバーは2003年にサービスが開始されたレンタルサーバーになります。
今回紹介するサーバーの中ではロリポップに次いで2番目に運営歴が長いサーバーとなります。
エックスサーバーの特徴は安定性が高いという点です。
もちろん他のサーバーも安定はしているのですが、その中でもエックスサーバーは安定性が高いということで人気のサーバーになります。
また、ストレージに「NVMe」を採用しているのも特徴です。
「NVMe」とはストレージの種類で、SSDの上位互換のようなストレージとなります。
NVMeはSSDより速い、HDDよりもっと速いストレージとなっています。
しかし、HDDやSSDと比べると単価が高く、まだどのサービスも導入できていないようです。
NVMeを採用しているサービスは確認できたところだけですが、エックスサーバーとwpX Speedやシン・レンタルサーバーというサービスでしかない状態です。
そのため、ストレージにもこだわりたい方はエックスサーバーがおすすめです。
今回紹介したサーバーのストレージはエックスサーバーとwpX Speed、シン・レンタルサーバー以外はSSDを採用しています。
wpX Speedやシン・レンタルサーバーについてはこちらの記事をご確認ください
≫ WordPress専用サーバー、wpX Speedのおすすめプランや特徴を紹介!
- エックスサーバーは2003年から17年以上も運営されているサービス
- 安定性が高いことで人気
- ストレージにNVMeを搭載している
料金
エックスサーバーは月額990円~利用できるサーバーです。
金額的には上で紹介した2つのサービスの中間くらいの価格にあたります。
しかし初期費用は3,300円とかなり高めです。
初期費用は契約時にのみかかる費用ですが、コストを抑えたい方には少しデメリットかと思います。
ちなみにエックスサーバーではよくキャンペーンが行われています。
そのため、キャンペーンを狙って契約するとお得に利用することができます。
- 月額料金は990円~
- 初期費用は3,300円と少し高め
プラン
エックスサーバーにはこちらの3つのプランが用意されています。
- スタンダード(旧X10プラン)
- プレミアム(旧X20プラン)
- ビジネス(旧X30プラン)
この中でもおすすめのプランは「スタンダード(旧X10プラン)」になります。
なぜなら、初心者の方にも中級者の方にも十分なスペックだからです。
では、スタンダード(旧X10プラン)のかんたんなスペックを見てみましょう。
初期費用 | 3,300円 |
月額料金 | 990円~ |
ディスク容量 | 300GB |
転送量目安 | 無制限 |
データベース | 無制限 |
ドメイン | 無制限 |
スタンダード(旧X10プラン)はこのようになっています。
このスペックであれば、初心者の方はもちろん、中級者の方でも十分利用可能だと思われます。
ディスク容量は上の2つのサービスと比べると少し少なめです。
しかし、正直なところ300GBあれば十分利用することができます。
ディスク容量についてはこちらの記事をご確認ください
エックスサーバーの特徴や弱点についてはこちらで詳しく解説しています
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各サーバーのおすすめプランの比較
次に各サーバーでおすすめしたプランの比較を見てみましょう。
今回は以下の3つのサーバーのプランで比較します。
- ConoHa WING
ベーシックプラン - ロリポップ!
ハイスピードプラン - エックスサーバー
スタンダード(旧X10プラン)
ちなみにここでは選ぶ上で重要な点に絞って比較します。
それぞれの詳しいスペックについては各サービスの公式サイトをご確認ください。
サービス名 | ConoHa WING | ロリポップ! | エックスサーバー |
プラン名 | ベーシック | ハイスピード | スタンダード (旧X10) |
初期費用 | 無料 | 無料 | 3,300円 |
月額料金 | 通常プラン: 1時間2.2円(最大1320円/月) WINGパック:828円~ |
550円~ | 990円~ |
ストレージ容量 | 300GB | 320GB | 300GB |
転送量目安(※4) | 27.0TB/月 | 900GB/日 (30日換算:27.0TB) |
無制限 |
ドメイン | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
データベース(MySQL) | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
ストレージ種類 | SSD | SSD | NVMe(SSDの上位互換) |
サーバーOS | CloudLinux | Linux(CentOS) | Linux |
Webサーバー | Apache+nginx | LiteSpeed | Apache+nginx |
プラン変更 | 即時 (上位・下位共に変更可) |
即時・次回契約からを選択可 (上位へのみ変更可、下位は不可) |
翌月1日に反映 (上位・下位共に変更可) |
稼働率 | 99.99% | 99.99% | 99.99% |
バックアップ有無 | あり(無料) | あり(復元は有料) | あり(無料) |
サポート | メール・チャット・電話 | メール・チャット・電話 | メール・電話 |
その他 | WINGパックの場合、 ドメインが無料になる(詳しくはこちら) |
ドメインが無料になる(詳しくはこちら) | |
[affi id=5] | [affi id=6] | [affi id=4] | |
(※4 月換算はあくまで30日(1ヶ月)に換算した場合の値となります。実際には一日あたりが上限になりますので、ご注意ください。) |
まとめ
今回は初心者の方におすすめの共用レンタルサーバーを3つ紹介しました。
今回紹介したサービスと、それぞれのおすすめプランはこちらのサービスです。
- ConoHa WING
ベーシックプラン - ロリポップ!
ハイスピードプラン - エックスサーバー
スタンダード(旧X10プラン)
ぜひあなたもレンタルサーバーを契約してブログを始めてみてはいかがでしょうか!