WordPressで必須のレンタルサーバー。
そんなレンタルサーバーのディスク容量は数GBのサービスから1TB以上のサービスまであります。
しかし、実はほとんどの人は10GB前後で足りるということをご存知でしょうか。
今回はWordPressでレンタルサーバーを使うさいにどれくらいのディスク容量があればよいのかについて解説します!
このページではこんなことがわかります。
- そもそもディスク容量とは
- おすすめのレンタルサーバー
- WordPress用レンタルサーバーのディスク容量の目安
ぜひ最後までご覧ください!
そもそもディスク容量とは
まず、ディスク容量とは何なのかについて解説していきます。
ディスク容量はホームページやメールのデータを保存しておくディスクの容量の上限になります。
ディスクにはWordPressで作ったサイトのデータや記事のデータ、画像や動画のデータなどが保存されています。
また、レンタルサーバーでメールも利用している場合はそのメールのデータもディスクの中に保存されます。
つまり、サーバー上にあるほとんどのデータを保管しておく場所がディスクということです。
そして、それらのデータを保存できる上限のことをディスク容量と言います。
- ディスクはサイトやメールのデータを保管しておく場所
- 保管しておけるデータの量の上限をデータ容量と言う
では、個人がWordPressサイトを作る上でどれくらいの容量があればよいのでしょうか。
ディスク容量は実は10GBあれば十分
個人であればディスク容量は10GBあれば十分だったりします。
WordPressでサイトを運営する方の多くがブログやアフィリエイトの用途で利用するかと思います。
その際の当然文字を書いていくと思うのですが、1文字は容量に換算すると約2B(2バイト)だそうです。
例えば1記事2000文字の記事を100記事書いたとしましょう。
すると4000B×100記事=400000B=0.4MBとなります。
つまり、1記事2000文字で100記事書いたとしても0.4MBにしかならないのです。
ちなみに記事などに入れる画像はサイズや形式にもよりますが、約1MBだそうです。
また、WordPress自体の容量や、テーマの容量なども両方あわせて100MBいくかいかないかくらいだと思われます。
そのため、1GBを使い切るのでさえかなり難しいのではないでしょうか。
ただし、1つのサーバーで複数サイト運営したい場合は変わってくることもあります。
上記で解説したのは1サイトあたりの容量になります。
そのため、複数サイト運営したい場合は「1GB×サイト数」で考えてみると最低限必要なディスク容量がわかるかと思います。
さらに、記事を書いていると容量がかなり増えてきてしまうことがあります。
そのため、10GB以上がおすすめです。
しかし、ディスク容量が10GB前後のサーバー自体があまりありません。
そのため、10GB前後のディスク容量に近いサーバーにするか、人気のサーバーを契約しておくと良いでしょう。
おすすめのサーバーはこの記事の最後で確認しています。
- WordPressサイトの場合、1サイトあたり1GBくらいしかない
- データ容量は10GBあればほぼ大丈夫
ちなみにディスクの種類はSSDがおすすめ
レンタルサーバーのディスクにはいくつかの種類があるのですが、その中でも「SSD」というディスクがおすすめです。
レンタルサーバーの種類には主に「HDD」と「SSD」の2つの種類があります。
この2つの違いは色々あるのですが、一番大きな違いは「速度」になります。
SSDはHDDと比べると読み込みや書き込みといった転送速度が速いです。
そのため、サイトの表示速度が速かったり、画像のアップロードも速かったりします。
ちなみにSSDよりも速い「nvme」と呼ばれるディスク(ストレージ)も出てきています。
「nvme」を搭載したサーバーについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
最近ではほとんどのレンタルサーバーでSSDが使われるようになってきています。
しかし、一部のサーバーではまだHDDが使われているところもありますので、契約時に注意しておくと良いでしょう。
- ディスクの種類は主に「HDD」と「SSD」の2種類がある
- 「SSD」の方が「HDD」よりも転送速度が速い
- 最近ではSSDのサーバーが多くなってきたが、念の為契約前に確認しておくと良い
ディスク容量が足りなくなるとどうなるの?
では、ディスク容量が足りなくなるとどうなるのでしょうか。
サーバーのディスク容量がなくなるとこのような現象が発生します。
このようにたくさんの不都合が生じます。
特にサイトが表示されなくなると大ダメージですし、メールが受けられなくなるのもかなり大変です。
- ディスク容量は足りなくなると大変なことになる
ディスク容量が多い分には全然OK
逆にディスク容量が多い分には全然大丈夫です。
これは「大は小を兼ねる」理論でディスク容量は大きければ大きいほど記事も増やせますし、画像や動画を掲載することもできます。
ただし、容量が多くなると価格も高くなることがありますので、注意が必要です。
- ディスク容量は少ないよりは多いほうが良い
- ただし、容量が多くなると料金も高くなることがある
おすすめのレンタルサーバー
最後におすすめのレンタルサーバーを紹介して終わります。
個人的におすすめのレンタルサーバーはConoHa WINGなのですが、「価格を抑えたい」という方はJETBOYというサーバーもおすすめです。
ConoHa WING
まず、ConoHa WINGから紹介します。
ConoHa WINGは国内最速(※1)のレンタルサーバーです。
そのため、表示速度にこだわりたい方におすすめです。
ディスク容量は「ベーシックプラン」という一番下のプランでは250GBとなっています。
利用できるディスク容量が大きいので、大規模なサイトの運営や、画像をたくさん使ったサイトを運営することができます。
価格はベーシックプランだと月額800円~となります。
長く使えるサーバーを使いたい!
という方はConoHa WINGがおすすめです。
ConoHa WINGの詳しい解説はこちらへどうぞ。
[temp id=3](※1 詳しくは公式サイト下部をご確認ください。)
JETBOY
次にJETBOYを紹介します。
JETBOYは月額290円~利用できるレンタルサーバーになります。
ディスク容量は一番下の「ミニSSD」というプランだと5GBなのですが、1つ上の「ファーストSSD」というプランだと20GBになります。
ちなみに「ファーストSSD」プランの価格は月額580円~となっています。
契約後に上のプランに変更することも可能ですので、
最初は最低限の費用とスペックで始めたい!
という方におすすめのサーバーです。
JETBOYについての詳しい解説はこちらへどうぞ。
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- 高性能なサーバーを使いたい方はConoHa WINGがおすすめ
- 自分のサイトの規模にあった価格とスペックのサーバーを使いたい方はJETBOYがおすすめ
まとめ
今回はWordPressを利用するためのレンタルサーバーのディスク容量はどれくらいがいいのかについて解説しました。
WordPressサイトはほとんどの場合、1サイトあたり1GBあれば十分だと思います。
しかし、1GB前後のサーバーはほぼ無いので、それに近い容量のサーバーを契約するか、それより大きい容量を利用できるサーバーを契約すると良いでしょう。
ちなみに個人的におすすめのレンタルサーバーはConoHa WINGとJETBOYになります。
ぜひあなたもWordPressでブログを始めてみてはいかがでしょうか。