WordPressサイトなどを運営するためにほぼ必須のレンタルサーバー。
そんなレンタルサーバーは実はサイトの命と言ってもいいほど重要なものなんです。
しかし、これからブログを始めようと思っている方や、既に始めている方の中にはあまり重視せずに適当なサーバーを使っているという方も多いのではないでしょうか。
今回はレンタルサーバーの選び方のコツとおすすめのレンタルサーバーを紹介します!
このページではこんなことがわかります。
- レンタルサーバーはサイトの命
- レンタルサーバーを選ぶコツ
- おすすめのレンタルサーバー
ぜひ最後までご覧ください!
レンタルサーバーはサイトの命
レンタルサーバーを選ぶ前に知っておいて欲しいことは「レンタルサーバーはサイトの命」だということです。
まず、改めてレンタルサーバーの役割を確認してみましょう。
レンタルサーバーはブログなどのサイトのデータを保存しており、自分のサイトを開いた人にそのデータを転送するという役割を持っています。
つまり、レンタルサーバーがなければサイトを運営することができないということです。
では、もしサーバーが止まってしまったらどうでしょうか。
当然ですが、サイトにアクセスしてきた人にデータを転送することができず、サイトが表示されなくなります。
そのため、レンタルサーバーというのはサイトの命のようなものになります。
レンタルサーバーがなければサイトは存在しないようなものだね
これほど大事なレンタルサーバーですが、多くの方が特に気にせずに使っているのではないでしょうか。
中には、
別にレンタルサーバーなんてどこでも一緒でしょ
安いとこを使えばいいやん
という方もいるかと思いますが、それは間違いです。
繰り返しますが、レンタルサーバーはサイトの命なんですから。
ということで、今回はそんな「命」であるレンタルサーバーを選ぶコツとおすすめのレンタルサーバーを解説していきます!
- レンタルサーバーはサイトの命のようなもの
- レンタルサーバーがなければサイトは存在しない
- 必ずいいサーバーを使うように
レンタルサーバーを選ぶ3つのコツ
ではここからはレンタルサーバーを選ぶコツを3つに絞って解説していきます。
本当はもう少し重視すべき点はあるのですが、中でも「これは特に大事だよ!」というものに絞って解説します。
レンタルサーバーを選ぶ3つのコツはこちらになります。
- 安定性を重視せよ
- 必要な機能を確認せよ
- 価格を確認せよ
ではそれぞれ詳しく解説していきます!
1.安定性を重視せよ
まず、レンタルサーバーを選ぶ上で特に重視すべきなのが安定性です。
うざいくらい書いてますが、レンタルサーバーはサイトの命です。
何よりもサーバーの安定性が大事になってきます。
サイトの安定性を確認する具体的な方法はこちらの2つです。
- サービスの運営歴
- TwitterなどのSNSでの口コミ
まず1つ目は「サービスの運営歴」です。
例えばサービスが開始して1年のところと10年のところで比べると10年の方が安定性が高いと思われます。
なぜならそれだけの期間運営できているということは、たくさんのユーザーの信頼を得てきたという可能性が高いからです。
しかし、長期間運営されているサービスでも本当に安定しているのかは確認することはできません。
そこでTwitterなどのSNSの出番です。
Twitterにはそのサービスについてのつぶやきがたくさんあります。
そのような意見を参考にするとどれくらい安定しているのかが確認できます。
検索する時には「(サービス名) 落ちた」、「(サービス名) 不安定」などのワードで検索するのがおすすめです。
あまりにも短期間で大量のネガティブなツイートがされている場合はそのサービスの利用を控えた方がいいかと思います。
さらに、利用者数が多いとなお良いでしょう。
利用者数が多いということはそのサーバーを支持している人が多いということになります。
Googleなどでサービス名を検索してみてレビュー記事が多く出てくる場合は利用者数も多いということになります。
もしGoogleなどで検索しても記事があまり出てこないという場合は、そのサービスが人気でないかサービスが開始されて間もない段階ということが多いです。
そのような場合は初心者の方は避けておいた方が良いかと思います。
あとはバズ対策ができてある方がなお良いです。
サイトを運営していると普段は全くアクセスがないのにある日突然アクセスが急増するということがあります。
そのため、ある程度バズに強いサーバーだと安心して利用できます。
バズに強いかの調べ方は「(サービス名) バズ」などで調べると出てくるかと思います。
- 安定性が特に大事
- 運営歴を参考にしたり、Twitterで検索してみると分かりやすい
- 検索してみて記事数が多いと人気だということがわかる
- バズっても大丈夫であればなお良い
2.必要な機能を確認せよ
次に必要な機能を確認しましょう。
レンタルサーバーは安定性が何よりも大事と書きました。
ですが、自分の用途にあった機能がなければいくら安定していても意味がありません。
そのため、安定したサーバーの中から自分の目的にあったサーバーを選ぶという作業をしていきます。
これからブログを始めたいという方の多くは「WordPress」を使うかと思います。
WordPressの場合は個人向けのレンタルサーバーであればほぼほぼどこでも使えます。
ですが、中には一部プランではWordPressを使えなかったり、そもそもサービス全体でWordPressを使えないというところもあります。
そのため、どのプランでWordPressを使えるのかというのを確認するようにしましょう。
ちなみにWordPressの必要要件はこのようになっています。
(出典: 要件 | WordPress.org 日本語)
「よくわからない」という方はサーバーのスペック表などに以下の記載があるかどうかを確認しましょう。
- データベース数:〇〇個
- PHP:7.4以降に対応
- HTTPS対応
ちなみに複数サイト作りたい場合、実はデータベース数が大事なんです。
よく「ドメイン数無制限だからいくつでもサイトを作れるんだ!」と勘違いする方がいらっしゃいます。
しかし、複数サイト作りたい場合はドメイン数も大事ですが、データベース数も大事なんです。
WordPressは1サイトあたり1ドメイン、1データベースがほぼ必須です。
そのため、作りたいサイトの数だけドメイン数とデータベース数があるかを確認するようにしましょう。
WordPressのデータベースについてはこちらの記事で詳しく解説しています!
さらに、WordPressの場合、ディスク容量はほとんど必要ありません。
たまに「大容量の200GBが使える!」と大々的に書いているサービスもありますが、正直そこまで必要ありません。
極端に言うと10GBあれば数年間は持ちます。
ただし、画像や動画を大量に扱うようなサイトだと話は変わってきます。
詳しい理由についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
- 自分の目的にあったサーバーかどうかを確認する
- WordPressの場合は個人向けのサーバーや、よくブロガーさんが紹介しているものはほぼ対応している
- しかし、一部プランでは使えないということもあるので、要件を満たしているサーバーかどうかを確かめるようにする
- WordPressの場合はほぼ容量は必要ない
3.価格を確認せよ
最後に価格を確認するようにしましょう。
レンタルサーバーを借りるということはお金を支払うことになるので、もちろん価格も大事です。
しかし、価格だけで選んでしまうと必要な機能がないサーバーだったということや、障害だらけのサーバーだったということもありえます。
そのため、価格は最後に検討するくらいで選ぶのがおすすめです。
ちなみに目安の価格は月額1,000円前後です。
もちろん1,000円以下でもいいサーバーはあります。
ですが、サポートが良くなかったり、機能が悪かったり、安定性が悪かったりと、いろいろデメリットがあることがあります。
逆に月額1,000円以上するレンタルサーバーはほぼ必要ないです。
月額1,000円を超えてくると大規模なサイト向けだったり、企業のサービスの開発向けだったりしてきます。
そのため、普通のサイトを運営するだけの用途では完全にオーバースペックとなる可能性が高いです。
もしこの記事を見ている方が数百万PVを集めるようなサイトを作ろうとしているのであれば月額1,000円を超えるサーバーが適しているかと思います。
しかし、ほとんどの方は月額1,000円前後のサーバーで十分です。
仮にサイトの規模が大きくなってきても最近では移行も簡単にできるようになってきているのでとりあえず一般的にサーバーで始めてみるのが良いでしょう。
以上のことから、初心者の方は少し高いかもしれませんが、月額1,000円前後のレンタルサーバーを選ぶのがおすすめです。
月額1,000円前後のサーバーを使う理由についてもう少し詳しく知りたいという方はこちらの記事もあわせてご覧ください!
逆に月額0円で使えるサーバーはおすすめできません。
実はレンタルサーバーの中には月額0円で使えるところもあるのですが、個人的にはあまりおすすめできません。
その理由はこちらです。
- 安定性に欠けるから
- サポートがほぼ無いから
- 有料サービスと比べるとサービス終了する確率が高いから
他にも理由があるのですが、主に以上のような理由で無料のレンタルサーバーはおすすめできません。
おすすめできない詳しい理由はこちらの記事でも解説しています。
また、初期費用を確認しておくのも忘れないようにしましょう。
レンタルサーバーの中には初期費用がかかるところがあります。
安いところだと1,000円くらいですが、高いところだと5,000円ほどかかるところもあります。
「契約してみたら意外とかかった」ということもありますので、検討する段階で初期費用がいくらかかるのかを確認しておきましょう。
ちなみに最近では初期費用が無料のところも増えてきています。
初心者の方や、あまりお金をかけたくない方には初期費用無料のサーバーがおすすめです。
初期費用が無料になるサーバーはこちらでご確認いただけます。
https://rensaba.beginnerblog.net/?f1=&f2=&f3%5B%5D=%E5%88%9D%E6%9C%9F%E8%B2%BB%E7%94%A8%E7%84%A1%E6%96%99%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%81%82%E3%82%8A&wpcfs=preset-1
- 価格は最後に確認するくらいが良い
- WordPressの場合の目安は月額1,000円前後
- 安すぎるとデメリットが多い場合があり、高すぎるとオーバースペックとなることがある
- 無料で使えるサーバーはあまりおすすめできない
- 初期費用もしっかりと確認しておく
【ついでに】SEO対策を重視するなら速度も大事
ついでに言っておくとSEO対策をする場合には速度も大事になってきます。
SEO対策をする上で、1つの要素として「速度」があります。
記事の内容などのコンテンツももちろん大事なのですが、サイトの読み込み速度というのもSEOには関係してきます。
「サーバーを高速なものに変えただけでアクセスが増加した」という方もブロガーの方の中にはいらっしゃいます。
そのため、SEO対策をしたい方は速度もしっかりと確認した方が良いでしょう。
- アフィリエイトなど、SEO対策をしっかりとしたい場合は速度も大事
- コンテンツの内容ももちろん大事だが、速度も少なからず関係してくる
サーバーを選ぶコツのおさらい!
- 安定性は一番重視する
- 自分の目的にあっているかを確認する
- 適切な価格かを確認する
- 余裕があれば速度も確認する
おすすめのレンタルサーバー
最後に個人的におすすめのレンタルサーバーについて紹介します。
これからWordPressサイトを始めようと考えている方には下記の2つのうち、どちらかのサービスを使っておけばほぼ間違いはないかと思います。
- 17年以上の運営歴 エックスサーバー
- 国内最速でお得に使える ConoHa WING
こちらも簡単に解説します。
エックスサーバー
運営会社 | エックスサーバー株式会社 |
運営歴 | 記事作成時点で17年以上 (2003年~) |
初期費用 | 3,000円 |
月額料金 | 900円~ |
WordPress | 全プランで利用可 |
エックスサーバーはこちら! |
まず、エックスサーバーです。
エックスサーバーは「WordPressを始めるならこれ!」と言われるほど人気のサービスです。
2003年から運営されているサーバーで、記事作成時点では17年になります。
公式サイトによると運用サイト数は190万件を突破しており、たくさんの人に使われているサーバーです。
価格は初期費用が3,000円、月額料金は900円~となっています。
(※ キャンペーン時には価格が異なる場合があります。)
ちなみにWordPressはどのプランでも利用可能です。
また、データベース数やドメイン数は無制限ですので、容量に達しない限りは無制限でサイトを作成できるかと思います。
エックスサーバーについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
[temp id=9]
ConoHa WING
運営会社 | GMOインターネット株式会社 |
運営歴 | 記事作成時点で2年以上 (2018年~) |
初期費用 | 0円 |
月額料金 | 800円~ |
WordPress | 全プランで利用可 |
次におすすめするのがConoHa WINGです。
ConoHa WINGの特徴はなんと言っても「速度」です。
ConoHa WINGは国内最速(※1)のサーバーとなっており、速度を重視したい方には特におすすめです。
(※1 2020年3月時点でConoHa WING運営元が調べた結果です。詳しくは公式サイト下部をご確認ください。)
サービス開始は2018年と記事作成時点では2年ほどしか経っていません。
しかし、大きなトラブルは発生しておらず、安心して利用できるかと思います。
価格は初期費用が0円、月額料金が800円~となっています。
(※ キャンペーン時には価格が異なる場合があります。)
また、ConoHa WINGは1時間2円~利用できるプランも用意されています。
こちらを利用すれば使った分だけ支払うだけですので、一時的に利用したい方にもおすすめです。
WordPressはエックスサーバー同様にどのプランでも利用することができます。
データベース数やドメイン数も無制限ですので、容量に達するまではサイトをいくつでも作成できるかと思います。
ConoHa WINGについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
[temp id=3]
まとめ
今回はレンタルサーバーの重要性と選ぶときのコツ、おすすめのレンタルサーバーについて解説してきました。
まず、レンタルサーバーというのはサイトの命です。
レンタルサーバーがなければサイトはありません。動きません。
ですので、レンタルサーバーだけはしっかりとしたものを使うことをおすすめします。
また、レンタルサーバーを選ぶ上で重要視する点は以下の3つです。
- 安定性を重視せよ
- 必要な機能を確認せよ
- 価格を確認せよ
とりあえずこれさえ抑えておいて、余裕があれば速度も重視すると良いかと思います。
さらに、おすすめのレンタルサーバーはエックスサーバーとConoHa WINGです。
個人的にはConoHa WINGの方が初期費用もかからず、かつ速かったりするのでおすすめです。
ぜひあなたもピッタリのレンタルサーバーを見つけてみてください!